2009年02月の記事 | platea/プラテア

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青山航士さんと出演作について。『The Musical AIDA〜アイーダ〜』/ ゲキXシネ『五右衛門ロック』出演
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ブロンディのドラムと運動生理学/スーザンを探して
 ニューヨークのバンドだけど、イギリスでの人気が特にすごいブロンディ。プロデューサーのマイク・チャップマンがイギリスを中心に活動していたこともあり、ミュージカルもロンドン発、デボラ・ハリーのギネス認定も「全英チャート1位獲得最高齢女性キスマークシンガー」です。ロンドン版ミュージカルの不評もどうやらブロンディ・ファンのお眼鏡にかなわなかった、ということが大きかったようです。
 ミュージカル『スーザンを探して』のことを知ったとき、「ブロンディっていま実際にはどれくらい人気があるんだろう?」という素朴な疑問があったんですが、人気の凄さというか認知度の深さを実感したのが、イングランド西部チチェスター大学運動生理学研究室と、ブロンディのドラマー、クレム・バークの1999年からの協力関係です。主任講師のマーカス・スミス博士がC.バークのリハーサルやコンサートの時の心理的状態をデータ化し、ドラムを演奏することと人間の精神の関係を研究しているのだそうな。オリンピック本大会や予選などでもトップアスリートのデータを基に研究している方なのですが、音楽部門代表がブロンディのドラマーということのようです。国籍は違っても国民的バンドといえるのかもしれませんね。ま、博士が好きなバンドの音楽で楽しく仕事してるってだけかもしれませんが。
 そしてこの記事を読んだとき思い出したのが、青山航士さんが中学時代陸上部だったこと。スミス博士、ドラムも運動もダンスもできる人のデータ、欲しくないかしら。もしも私がこの手の仕事していたら青山さんの重心移動の研究とか(要するに動画を見まくるだけ)したいですね〜。それと前にパルスの正確さに対するブロンディのこだわりを書いたことがありますが、青山さんのダンスも「パルスの正確さ」は特筆ものでするんるんし、博士にぜひ調べてもらいたいわぁ。Hanging On the Telephoneに続いていつの間にかSunday GirlもレパートリーになったことだしC.バークと比較したりして・・・と、最後には何の話だか分らなくなったけれど、明日は青山さんのお誕生日ケーキ2なので恩赦ということで是非見逃してやってください豚。おめでとうございますバー
 
23:24 | スーザンを探して | comments(0) | trackbacks(0)| - |
11:59/スーザンを探して
 マミーズ最高〜〜!とさんざん叫んでいるうちに、観劇前に「あれを書いてこれも書いて」と思っていたのに、青山航士さんの叩いて踊る姿を見て全部吹っ飛んでいることに気が付きました。なので今日はきっとファンが多いはず(!)の「11:59」を書いたブロンディのキーボード奏者、ジミー・デストリの話題です。
 デビー・ハリーが看板のブロンディですが、クリス・スタインと並んで彼もブロンディの頭脳といっていい存在で、彼の書いたナンバーワン・ヒットには"Atomic""Picture This""Maria"があります。あ、私の好きなのはこっちのブロンディだという方も多いのではないでしょうか。この曲は歌詞も大好きなんでするんるん
 舞台の"11:59"は『スーザンを探して』のために書き下ろされた四重唱の"Moment of Truth"のあとに演奏される曲ですが、原曲の間奏部分の電子オルガン(Farfisa)の音がちょっとレトロな感じでいいですよね。ブロンディのサウンドの繊細さはこの人が担ってたような気がします。
 そんな彼は、当時のミュージシャンに多かったドラッグ依存症患者の一人となってしまったのですが、それでもブロンディへの曲の提供は続けたそうです。そして回復した後、なんと2007年、53才で、ブロンディの一員であるとともに、カウンセラー&セラピストとしてNYでフルタイムで働き始め、現在も勤務中だといいます。確かに、貧しい少年時代、ドラマーの叔父に夢を見出して、高校生になってから独学で音楽を学び、成功もどん底も知った彼なら、傷を負った人の心にも寄り添うことができる気がします。「ロック」という言葉からすり抜けるようにしてやさしく流れるジミー・デストリの曲は、登場人物たちの心も、ふっと軽やかにするように聞こえたんですが、皆さんいかがでしたでしょうか。あっ・・・今00:59。一時間遅れてるけどアップ。
00:59 | スーザンを探して | comments(0) | trackbacks(0)| - |
ブロンディのハートビート/スーザンを探して
 解散宣言が波紋を呼んでいるマミーズのライブ映像がまたまた公式ブログにアップされました楽しい拍手猫2拍手。ニホンのゲーノーカイ的には解散したなら次は当然再結成、それに最近は往年の英米ロックバンドも還暦記念行事のようにして続々と再結成〜来日を果たしています。東宝さんにもぜひご一考頂きたいものです。もしくはアレックスを主人公にしたアレックス・ブラザーズの「仁義なき戦い NY版」なんてのもいいんですが(要するに青山さんの殺陣がみたいだけ)、あれは東映映画なのでちょっと難しいでしょうか。
 さてロンドン版を何かと引き合いに出して申し訳ないとは思いつつも、だんだん盛り上がる東京版スーザンを見ていると、同じ物語でも仕切りによってこんなにも違うんだなあ、と改めて感じます。ブロンディも最初はパンクロックというムーヴメントのなかの1グループだったようですが、プロデューサー、マイク・チャップマンを迎えたことで全米制覇に成功しました。このチャップマン氏、オーストラリア生まれなんですが、70年代イギリスの音楽シーンをリードした存在で、73-74年にはコンビを組んでいたニッキー・シンと全英ベストヒット40のうち19曲を手掛け、チャート1位獲得曲は40曲ぐらい(クリス・スタイン談)とまさに「ヒットメーカー」。働きぶりはデボラ・ハリーが「唐辛子」と言っているくらいで楽しい熱いタイプだったようですね。
 チャップマンによってブロンディはダンスミュージックに取り組むことになるのですが、彼はビートの狂いを一切許さず、バスドラムの録音一つにも3時間ほどかけ、ギターパートも、テープ速度を調節し全てのパルスが完璧に正確になるまで何時間も粘ったそうです。今の技術でなら数時間もあればできることでも、当時はシンセサイザー1台とリズムマシーンを基に手作業で調整するしかなかったということですが、泥臭さのないあの軽やかなサウンドにはそんなプロ魂がみなぎっているんですね。クリス・スタインは「パンクロッカーたちからはイージーに流れたと批判されたけれど、ダンスナンバーを作るほうがずっと難しかった」と話しています。
 ブロンディのポップな仮面の下の精密なビートを、人間リズムマシーンの青山航士さんがライブシーンで担当されたのも、チャップマンの生霊おばけのしわざか何かなんでしょうかるんるん
17:37 | スーザンを探して | comments(0) | trackbacks(0)| - |
マミーズライブが早くもネット上に!!/スーザンを探して
 『スーザンを探して』公式ブログに早くも今日のマミーズライブの動画がアップされました嬉しい拍手楽しい拍手。東宝さんってなんて仕事が早いんでしょう。しかもネット動画では長編と言っていい8分57秒! 青山航士さんの豪快な開脚ジャンプもブンブン回るスティックもばっちり収録されて、マジックの女神たちまでご降臨、はては吉野圭吾さんが客席降りとテンコ盛りな内容。マミーズの持ち歌が少ないことなんて忘れてしまうような盛り上がりよう爆弾です。そのうえこのライブ当日までのドキュメンタリーを青山さんがブログ上でつづってくれるという予告までぴかぴか
 こんなにサービスしていただくなんて感謝感激、どんなに不況でも東宝さんには財布の紐だって緩めようというものです。この分だと青山さんの次回出演作『ミー&マイガール』も期待大ハート大小っすね〜〜。
Mummies Live in Tokyo
22:46 | スーザンを探して | comments(0) | trackbacks(0)| - |
Bloncore!(イラスト)/スーザンを探して
bloncore

 『スーザンを探して』の舞台ニューヨークで、青山航士さんは10代最後の時期を過ごしてるし〜、とニューヨークのダウンタウンっぽい背景にしたものの、色覚検査みたいになってしまいました汗。目に負担なイラストですみません。
23:44 | スーザンを探して | comments(0) | trackbacks(0)| - |
Bloncore!/スーザンを探して
20090216_920883.jpg

 『スーザンを探して』公式ブログにアップされている製作発表の「ブロンコール」の映像から(・・・といっても今日もまだ描きかけですあせあせ)。26秒目の「回し飛び蹴り」の動きで、ほんの一瞬なんですが、青山航士さんの空中姿勢が決まってます。本当に360度どこから見てもいいなあ。 
05:17 | スーザンを探して | comments(0) | trackbacks(0)| - |
1979年のブロンディ/スーザンを探して
 じ〜〜んわりリピート客が増えている気がする『スーザンを探して』なんですが、こんなに長い公演ならいっそ保坂知寿さんのスーザンも見てみたいし、衣装もマドンナ風だけでなくデボラ・ハリー調のも見てみたいです。舞台設定となっている1979年のデビーを例によってgettyimagesで検索したら、なんともいえずお洒落でカワイイ〜。さすがはロック界のマリリン・モンローです。
 gettyimages Deborah Harry, 1979
 家出した後のロバータに着せたいですね。デビー・ハリーはどんなにしどけない格好をしていても、メンバーのクリス・スタインとずっとおしどり夫婦でスキャンダル知らずだというギャップがまた魅力です。
 女性ファンのつかない女優さんは短命だと聞きますが、たしかに保坂さんも真琴つばささんも香寿たつきさんも女性の支持がすごい。そして三人とも潔いというか何をしてもキレイですよね。真琴スーザンなんか「ゆきずりの男性と一夜を明かした」はずのシーンでも、きっとお酒がめちゃめちゃに強くて男性のほうが先に酔いつぶれて寝てしまったんだろうな、それがスーザンの手なんだろうなと思えてしまう楽しい。映像と違って舞台ですから、ベッドがデンと置かれてお色気ムンムンだとちょっと引いてしまうところなんですが、ミュージカルという虚構の透明感を乱さないでサッサッと進めていくところ、いいなあと思いました。杜けあきさんも大胆なセリフを言ってもまったく下品にならず、この作品、女優さんたちがみんな魅力的です。ロック界のモンローのご利益でしょうか。
23:19 | スーザンを探して | comments(0) | trackbacks(0)| - |
東宝公式サイトで『ミー&マイガール』ページ更新
 『スーザンを探して』上演中ですが、青山航士さん次回出演作『ミー&マイガール』も気になりますよね。ラップの次はタップ靴か〜と早くも妄想は膨らんでいますが、東宝公式サイトの『ミー&マイガール』のページが大幅更新ですNEW!。シアタークリエにおいてあった新チラシの画像をはじめとして、あらすじや井上芳雄さんと笹本玲奈さんの動画もあって一気に現実味を帯びてきました〜るんるん
 帝国劇場は『ルドルフ』以来およそ一年ぶりの青山さんですが、世紀末ウィーンから1930年代のイギリスへ舞台を移し、今度はどんな鮮やかなステップを見せてくれるのか楽しみですね。しかし改めて思うと、あの時燕尾服をひるがえしてワルツを踊っていた人が今はドラムでビートをたたき出し、インパクトあるラップで魅せてくれているのですから、青山さんの表現者としてのダイナミックレンジって測り知れません。私いちおう自称オタクなんですが、何年見ていてもビックリすることが多くて、オタクって言えないかもしれないっす・・・豚
00:09 | ミー&マイガール | comments(0) | trackbacks(0)| - |
マミーズのドラマー(イラスト)/スーザンを探して
mummies live!

 うう〜〜む、青山航士さんみたいに動いているところが最高に素晴らしい人の静止画を描くってなんだかなあ豚。見てくださる方、本当に有難うございます。
21:00 | スーザンを探して | comments(0) | trackbacks(0)| - |
青山航士さん@マミーズのドラマー/スーザンを探して
mummies

 えええっ、もうこんな時間! ドラム描くのに思ったより時間かかってしまいました。一発アップを目指していましたが、またもや描き始めで失礼します〜。
03:15 | スーザンを探して | comments(0) | trackbacks(0)| - |