『五右衛門ロック』大千秋楽、とにかく舞台も客席も笑顔がいっぱい!という印象です。カーテンコールではついにクガイ国王陛下の中指シャキン!まで拝ませていただきましたが、その時の陛下の笑顔がなんとも瑞々しく魅力的でした。そこいらの女性とはかなり違うインガもお竜も惚れてしまう男性
という設定がグッとリアルに迫ってきます。その後は客電がついたのに帰ろうとしない客席に答えて五右衛門親分にエスコートされたインガさま・真砂のお竜さま・シュザクさまお三方のマニキュアを施した特大中指が
。青山航士さんは『TOMMY』の歌稽古中、奥ゆかしくもハイビスカスで指を隠したお写真をブログで公開されたものですが、お三方の肝っ玉はかなり座っておられるとお見受けしました。みんな性格良さそうで素敵ですよね〜。
インガ隊長の「コージくんネタ」、さっきアップしたときはわからないと書きましたが、執拗なブログめぐりのすえ、判明しました〜。青山さんが"Yes"って言ったような・・・とは思っていたのですが、インガ隊長は"Shall we dance?"と言ってたそうです。その後青山さんが受け取る段取りになっているメガホンを持たずに袖に引っ込んで、「持っていって! 持っていって!」と叫ぶ隊長が大受け。高田聖子さんってホント舞台上の反射神経がいいっていうか、素敵な女優さんです
。青山さんの釣書製作のようなコーナーもこれで終わりかと思うとちょっと寂しいなぁ。
さて、とにかく観客も楽しむ気マンマンで来ている大千秋楽、右近健一さん@アビラが「ボッタクリ」スローガンの台詞すっぽ抜けなんていう格好の材料を提供してくれるものですから、火に油を注がれた客席は、ヤンヤヤンヤの大盛り上がり。『五右衛門ロック』が、想像以上にアドリブの少ないピシッとした舞台だっただけに受けてましたね〜。そして開幕当初は内野ゴロだった五右衛門の弾丸返しは左打ちのホームラン(前は右打ちだったような気がしますが・・・)。全45公演(+プレビュー)で何本のホームランが出たんでしょうか。これも星野J@オリンピックの憂さを晴らす男性客に大受けでした。
ただ大千秋楽ともなるとリピーター率が高いせいか、ホッタル族の最期の歌になると、会場全体がしみじみと聞き入っている感じが伝わります。そしてここからは圧巻の舞台美術+照明(ああ見納めか〜)。コマ劇場の演出との違いが話題になっているタタラ島水没の場は、クガイ王の姿が消える瞬間の照明が見事で、本当にフッと空と海の間に吸い込まれるようにして視界から消えるんです。何度見てもすばらしいシーンで、もしDVD化されるならコマバージョンと厚生年金バージョンの二つを収録して欲しいですね〜(欲深)。
う〜む・・・青山さんの衣装もだいたい覚えたし、いくらでも書いたり描いたりしたいのですが、祭りの後の呆けた状態でタイプミスばっかりしているので今日はこのへんで
。