いや〜、もう毎回知らないことばかりで何から書いていいか分からないぐらいですが、とりあえず『ミー&マイガール』カルトクイズ調で行ってみます。
タイトルの正解は、草刈正雄さん演じるジョン卿を、20年をへだてて演じたジョージ・S. アーヴィング。1922年生まれでブロードウェイ版当時の64才はともかく、06年となると84才! 男性版森光子さんですね〜。06年ロンドン版のレビューを見ると、86年リバイバルはダンスに関しては"no great shakes"だったのがかなり活力のあるものに変わったようですね。日本版もそうなのかしらん
。そうした現代的なアレンジが施される一方で、アーヴィング氏のコミカルな演技は20年を経ても大好評だったようです。ベテランの力ってやっぱり何物にも代えがたいですよね。アーヴィング氏はなんと43年の『オクラホマ!』ブロードウェイ初演に出演している人なので、キャリアは60年超。青山航士さんトリビアの定番に「6才から子役」というのがあるけど、負けずに長〜く活動していただきたいものです。
でも、アーヴィング氏のお年で演じた役を、日本版では万年青年の草刈正雄さんが演じる、というのが結構意外です。最初日本版のどの方の役なのかわかりませんでした〜。ううむっ、これもやっぱり東宝さんのファンサービスなんだろうか。