時代を超える・今を刻みつける/ミー&マイガール | platea/プラテア

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青山航士さんと出演作について。『The Musical AIDA〜アイーダ〜』/ ゲキXシネ『五右衛門ロック』出演
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時代を超える・今を刻みつける/ミー&マイガール
 6月上演される『ミー&マイガール』は、06年版の再演、ということですが、06年から07年にかけてイギリス本国でも70周年を記念して8か月のツアーが行われたそうです。まさに時代を超える人気作品ですね。このときの演出・振付はWarren Carlyle、ブロードウェイでは"The Producers"や"Oklahoma!"のリバイバル版の共同振付を、イギリスでは"FOSSE"ロンドン版振付などで活躍している人です。"The Producers"は言うまでもなく、"Oklahoma!"もリバイバルとしてかなり好評で、トニー賞ではリバイバル部門でいくつもノミネートされてますね。
ただ、2008年に彼が演出と振付を手掛けた"A Tale of Two Cities/『二都物語』"は残念ながらおよそひと月でクローズとなりました。不況の影響もあるそうですが、批評家たちに受けなかったようで、新作って難しいんだなあ、と思います。古典的な作品のほうが安定した観客動員力があるのはバレエも同じですが・・・。
 そこで思い出したのが青山航士さんがブログで紹介されていた夏木マリさんの『印象派』。私は残念ながら見たことがないんですが、そこはオタクで、ダンスマガジン2004年12月号に夏木さんの『印象派』についてのインタビューがあったのは記憶していました(病的豚)。この年は青山さんが『ウエストサイドストーリー』に出演されたんですが、ニューヨークシティバレエも『ウエストサイドストーリー組曲』を一演目として来日公演していて、なつかし〜〜。さて、夏木さんですが、93年にこの舞台シリーズを始めたきっかけは「はっきり言えば、演劇界に対する反抗心」と語っておられます。
 何の基本もないまま演劇界に入り仕事をするうちに演技が楽しめなくなった夏木さんはヨーロッパでワークショップを経験、その言葉重視ではない身体感覚から入っていくやり方に解放された気分を味わったそうです。ピナ・バウシュにも影響を受け、自分の演劇を探してみようと始めたのが『印象派』で、明確な物語のない、身体の起承転結としてのこの舞台が、自分のメンテナンス場所のように感じられるとのこと。なるほど。
 若き日のピナ・バウシュは青山さんと同じく、ジュリアードのダンス科に留学していますが、同科出身の振付家ラー・ルボヴィッチといい、雄弁に語りかけてくるような身体表現が共通項ですね。校風なのかしら。歌詞やセリフみたいな「言葉」と違って、身体表現で伝えるのって誤解が生じやすいし、技術が伴わないとグダグダものに陥ったりで「・・・は?」と観客が困ったりしますが、青山さんになら是非見せてほしいわぁ。リバイバルの名作もジュークボックスミュージカルも楽しいんですけどね〜〜、やはり同時代のアーティストの「今」を刻む作品も見たいです。うう〜〜ん、このダンスオタクも夏木さんに刺激されて「反抗心」起きてるのかもしれない・・・。
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