関西空港の到着口を出ると、どこからともなくダシの匂い
が漂って、ああ帰ってきたな、と思いますが、さらにそこからラピートという電車に乗ったりすると、なんとシートが豹プリ
で、これでもかってぐらい大阪に帰ってきたことを思い知らされます。南海電鉄が笑いを取ろうとしているのか、真面目にそれをゴージャスと受け止めているのかは私にはわかりません
。そうして免疫を高めて、アニマルプリント愛好者の多い難波に到着するころには旅情なんて吹っ飛んでいますが、他府県の方はあのシートをどう思われているのでしょうか。一度お聞きしたいものです。
『ボーイフロムオズ』でもピーター・アレンの衣装は豹プリシャツなんですが、坂本昌行さんやヒュー・ジャックマンが着ると、どうしてこうお洒落なんでしょう。これはピーター・アレン本人が生前舞台衣装として愛用していたシャツに因んでいるそうで、彼はヴェルサーチェの先駆だった、なんて言っている雑誌記事を見つけました。
こちらをご覧下さい。
これは一度gooのほうでも紹介したページなんですが、とにかく長〜〜〜いページで記事を見るには、スクロールバーの下から5分の2ぐらいのところまでスクロールして下さい、としか言い様がありません。ラクダと白いタキシードのヒュー・ジャックマンの写真の次です。「ピーター・アレンは衣装選びに関してとても冒険的だった」と衣装デザイナーWilliam Ivey Longが語っていますが、豹プリに金パンにラクダ(は衣装じゃないか)・・・確かに凄いですよね〜。他にもブロードウェイの舞台やらトニー賞授賞式やらピーター・アレン本人やジュディ・ガーランドの写真やら、OZに関するものすべてテンコ盛りのページ、観劇前に必見です〜。は、でも・・・ということは、大阪の豹プリ愛好者もヴェルサーチェの先駆〜?