The Musical AIDA | platea/プラテア

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青山航士さんと出演作について。『The Musical AIDA〜アイーダ〜』/ ゲキXシネ『五右衛門ロック』出演
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『アイーダ』といえば/The Musical AIDA
 さぼり気味なのに、たくさんの方に「アイーダ」で検索して来ていただいて申し訳ありません〜。8月から上演されるのは、オペラの原作に沿ったストーリーで音楽はオリジナル、という形なのだそうですね。オペラファンにとっては「え?」って感じだと思いますが、ヴェルディは作曲だけでなくストーリー展開の相当細かい点まで台本作者であるアントニオ・ギスランツォーニに指示していたとか。とくに終盤はほとんど「ヴェルディ作」なのだそうです。だから曲はなくても(すごい条件だにゃ〜猫2)やっぱりヴェルディなしには語れない作品で、ミュージカル版は一体どんな演出になるのかそのあたりも興味しんしんですよね。
 さてアイーダと言えばヴェローナの大野外劇場「アレーナ」での夏公演が有名ですが、キャパ2万人で演出もとにかくワラワラと大量に人が出てくる人海戦術方式で、オペラぴかぴかというより野球観戦か夏祭りのノリです。開場の際の航空写真が公式サイトに掲載されていました。舞台装置の二本のオベリスクが見えますが、なんかアリの世界を覗いているような〜見る。今年の初日は6月20日、じゃ青山航士さんのお茶会はその前夜祭ってことで・・・(無理やりな展開)。
00:12 | The Musical AIDA | comments(0) | trackbacks(0)| - |
"Aida"原作者・・・ってさかのぼりすぎ?/The Musical AIDA アイーダ
 AIDA libretto
27日、青山航士さん『The Musical AIDA アイーダ』出演、と書いたとたん、びっくりするほどのアクセスがありました。すごい注目度ですよね〜。話題作の尽きない宝塚でも伝説の名作なそうですが、恐れ入りました。せっかく来ていただいたのに何の情報もないのでは申し訳ないので、いつものごとく付け焼刃でがむばります。
 で、原作はヴェルディ作曲のオペラ『アイーダ』なんだけどミュージカルの曲はオリジナル、ということですので、その台本作者を探してみました。名前はアントニオ・ギスランツォーニAntonio Ghislanzoni、1824年生まれのイタリア人です。最初は医学を志したそうですが、美声の持ち主で、いつのまにやらローディ劇場の第一バリトン歌手に。多才な人だったらしく、文才にも恵まれ音楽雑誌を主宰し、行動力も抜群で政治的活動のリーダーでもありました。ヴェルディとの『アイーダ』をはじめとしてオペラ台本は60本以上!残していて、とにかく性格も仕事も勢いのある人だったみたいですね。アイーダの雄大で力強いストーリーも納得です。
 さて、そのアイーダ、よく言われるようにスエズ運河の開通を祝って作られたものではないそうです。また、初演は1871年と1872年のニ説がありますが、1871年12月のカイロでの初演時は、政治家や批評家を中心とした招待客ばかりで一般客がおらず、ヴェルディがすごく嫌がって欠席したそうなんです。そして彼自身は1872年2月のイタリア初演であるミラノ、スカラ座での一般客の前での上演を「初演」としたために、今でも両方の年代が記録されているとのことです。なんだか内容も作者も熱い作品〜。そんな作品が「オペラ」の枠におさまらずに、21世紀にエルトン・ジョンのメロディに乗せてブロードウェイで上演されたり、観客が作り上げる熱気にあふれる宝塚で独自の音楽で上演されたのはごく自然なことのように思います。
 画像は1880年出版の原作のリブレットの表紙です。パブリック・ドメインだということで、借りてまいりました猫
00:32 | The Musical AIDA | comments(0) | trackbacks(1)| - |
青山航士さん『The Musical AIDA』出演
 WSS回想に浸っていたら青山航士さん所属事務所のエフ・スピリット様公式サイトで、青山さんが『The Musical AIDA』に出演決定の報が祝。チケット予約受け付けも開始されていて、寝耳に水だけどとにかく嬉しいです〜。

NEW! 東京公演
王冠2 東京国際フォーラム ホールC
砂時計 2009年8月29日(土)〜9月13日(日)
チケット S-12000 A-8000 B-5000(税込)

NEW! 大阪公演
王冠2 梅田芸術劇場 メインホール
砂時計 2009年9月18日(金)〜 10月4日(日)
チケット S-12000 A-8000 B-4000(税込)

 「原作・オペラ『アイーダ』」だけど「宝塚歌劇より」ということは、オリジナル曲というかオペラの曲は使わないということなんでしょうか。いつまでたっても日本のミュージカル事情に疎い自分あせあせ。書いている本人が何が何だかわかっていませんが猫2、取り急ぎるんるん
21:52 | The Musical AIDA | comments(0) | trackbacks(2)| - |